マスクづくり

社員Fです。
社員Fは、いいオバさんなのですが、家庭的なことは何もできず、学校の家庭科の授業でも人並外れた劣等生でした。
しかし、どういうわけか手芸は好き(だが下手)、という、我ながら意外な一面を持っています。
ミシン縫いも「ものづくり」の一種ですしねぇ。

というわけで、この春はマスクづくりに夢中になっておりました。
「ガーゼ手ぬぐい」などを流用した、渋い和柄のマスクなど、何枚もこしらえてとっかえひっかえ楽しんでおりました。

少し前まで、黒やグレーなどの「白くないマスク」を見かけると、ギョっとなったりしていましたが、今はむしろ個性的な柄マスクを見かけると「かっちょええ~」と羨望のまなざしを向けております。
感覚って変わるもんですねぇ。

が、やっぱり下手なことに変わりなく。
自作マスクを装着し、「あーなんか曲がってるなー」「なんか横が開くなー」とちょっと気持ち悪い気分になっています。
しかし「マスクを自作する私」「出来が悪くても全く気にしない私」「それを臆面もなく人前にさらす私」という形で自己顕示欲を満足させています。
またいつ入手困難になるかわかりませんし、無いよりはマシですしね。

最近は「夏用マスク」「接触冷感素材」といった記事をよく見ますね。
ネットのその手の記事の一つをたどっていったら、「ポリエステル100%、接触冷感素材のガーゼ(白色)」という生地を売っている通販サイトに出くわし、3mほど衝動買いをした次第です。
この生地で「自分専用夏マスク」を制作してみました。

たしかに速乾性のある素材で、熱や湿気がこもらず快適なのですが、こういう素材を口や鼻の粘膜の近くに、しかも皮膚に密着させて良いのか、というのがよくわかりません。
とりあえず、自分の顔を実験台にして、様子を見たいと思います。

それでは皆様、熱中症に気をつけて、日々を過ごして参りましょう!