社員Aです。
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
今回は、「zip」の話をしたいと思います。
これを読まれる方の前提知識がどのようなものかがわからないので、基本的な所も少しだけ説明します。
※超初心者向けですので、知ってるよという人は飛ばしてください。
パソコン等をつかって文章などを書いた後、名称を付けて保存するとファイルができます。
例としては、「XXXXXX.txt」は、テキストファイルと呼ばれます。
「XXXXXX」はファイル名で、「txt」は拡張子と呼ばれるものです。
ファイル名は基本的には任意に付けられます。拡張子の「txt」はテキストファイルを表しています。
パソコンによっては、拡張子が非表示の設定となっているために、拡張子が無いように見えるものもありますが、その場合は設定変更後に見えるようになります。
拡張子には「txt」以外にも様々なものがあり、それぞれの目的によって異なります。
ただ、その話をすると脱線して終わりそうにないので、興味のある方は自分で調べてみて下ださい。
「拡張子」で検索すれば出てくると思います。
そして、保存されたファイル「XXXXXX.txt」を起動させるとテキストファイルだと認識して、パソコンの画面に表示します。
今回の話となる「zip」形式は、圧縮ファイルやアーカイブと呼ばれるものの一つで、その中でも「zip」形式は標準的に使われてています。
アプリケーションを使って、テキストファイル等のファイルサイズを小さくしたり、ファイルをまとめておくことが可能です。
zipの場合はパスワードもかけられます。
例としては、「0001.txt」,「0002.txt」などのテキストがあり、アプリを使って「XXXXXX.zip」のように一つのファイルしたりできます。
その際、大抵のファイルのファイルサイズも小さくなります。
また、アプリを使って元の状態に戻すことも可能です。「解凍する」とか一般的に呼ばれます。ファイル添付してメール送ったりする場合に便利です。
本題になりますが、ある時に送られてきたメールにzipファイル添付されておりました。
そのzipファイルをあるアプリを使って解凍しようとしたところ、「壊れているファイルです」とエラー表示されてしまいました。
その後、別のアプリで解凍した時に、正常に解凍できました。
同じzipファイルであるのにも関わらず、圧縮・解凍アプリによりできたりできなかったり・・・。一つ目のアプリが壊れている可能性もありますが、とくに圧縮・解凍には問題無かったです。
原因として考えられるのは、アプリの圧縮アルゴリズムの対応可否かなと思います。
同じzipでも、圧縮アルゴリズムの形式が異なっており、解凍できるアプリとできないアプリの差分がでてしまったのではないかと考えられます。
例としては、
アプリ(1)で、圧縮アルゴリズムAをつかってzip化
アプリ(2)では、圧縮アルゴリズムAが対応していないためzip解凍時エラー
アプリ(3)では、圧縮アルゴリズムAが対応しているためzip解凍が正常に行われた
zipファイルを解凍しようとして、壊れているとエラーが出ることは頻度は少ないですが、出てしまった場合は別のアプリを試すのもありかなと思います。