年金の話

こんにちは。社員Aです。

社員Dのように難しい記事は書けないので、緩くいきたいと思います。

突然ですが、年金といえば老後夫婦2人で暮らす場合、月に約24万程度のお金が必要みたいです。
(総務省「家計調査年報」(平成28年)※平成27年より若干下がっているみたい)

生活費が多いか少ないかは別として、どうしてこの話をするかといえば、会社で企業型確定拠出年金(401K)に移行したいとの話があったため…。
説明は聞いたけど、社員の人達は移行して良いのか、悪いのか判断がつかないというのが大半の意見だった。
そこで、現行からの確定拠出年金への変更により従業員側の影響は大雑把に説明すると以下の通り。

  • 企業が運用していた年金を各個人で運用する
    確定拠出年金で用いられる投資信託について、投資を個人的にやってたり、興味がある人は良いと思うけど、そもそも興味がなかったり、投資信託で何を買っていいかわからない人などは困ると思います。
    そういう人達は結局、元本保証の商品(定期預金?)のみ買ってしまうのではないでしょうか。
    メリットとデメリットが表裏一体となっています。
  • 会社規定の受取額ではなく、最終的に個人の運用成果で受取額が決まる
    儲かるか、損をするかは自己責任でということです。
    日本でお金の話は一般的にはタブーとされ、学校などでお金については教育されてこなかったので、全体的にマネーリテラシーが低い日本人には厳しいですね。
    アメリカでは学校で教育されているみたいです。資産を持っており、貯金はあまり持たないみたいだけど…国民性の違いですね。
  • 基本的に、60歳になるまで解約できない
    受け取れるようになるのは以下3点。
    ・加入者が60歳以降
    ・加入者が高度障害になった
    ・加入者が死亡した
    ※解約は可能、ただし条件が厳しすぎるので出来ないと思った方が良いと思う。
    これは制度上の仕組みなので現時点では仕方ないところです。

ここで、投資信託って何だとなると思います。
簡単な説明になりますが、株、債券、REIT(不動産)等を投資のプロにお金を預けて運用してもらう仕組みです。
個人で株を購入すると、〇〇会社の株を買うことになると思います。
投資信託では、複数の株をまとめて運用するので、価格上下のリスクは低くなり、儲けや損失も基本的には抑えられる。あとは、運用会社に手数料とか取られる感じです。
本業ではないし、超ざっくり解説なので、正確に知りたければネットなどで調べて下さい。

投資信託の儲け、損については、以下のパターンがあります。

  • 買った時と売ったときの差額で儲ける/損をする
  • 分配金(確定拠出年金の場合は再投資となるはず)

購入後の入れ替えをあまりしないことを考えると、基本的は複利で儲ける感じですね。
最終的には、値上がり、値下がりの影響を受けます。

あとは、投資の仕方として、ドルコスト平均法(毎月一定額で買付をしていく投資法)とかもあります。
そのようなことも、調べるといいかもしれません。

最後に、政府が年金支給年齢を70歳や75歳に引き上げようとしているみたいです。
再雇用はあるかもしれませんが、現状60歳が定年です。
リタイアした後に老後破産などしないよう、事前に備えないといけないですね。